カットファストボール
カットファストボール
カットボールの正式名称で小さく鋭く変化する速球
解説
意味
カットファストボールとは、カットボール(カッター)の正式名称で、ストレートに近い球速で小さく鋭く変化するファストボール系の変化球です。英語では「Cut Fastball」または「Cutter」と呼ばれます。ストレートとの球速差が3-8km/h程度と小さく、打者の手元で鋭く小さく変化するため、バットの芯を外す効果があります。
詳しい解説
カットファストボールはストレートの握りから人差し指をやや外側にずらし、リリース時にボールを切る(カットする)ように投げます。球速は140-150km/h程度で、ストレートとほぼ同等です。変化量は5-15cm程度と小さいですが、高速で小さく変化するため打者は対応が非常に困難です。フォーシームと見間違えて振った打者のバットの芯からわずかに外れた位置にボールが到達し、詰まった打球やファウルになります。
使い方のポイント
カットファストボールはストレートと同じような感覚で投げ込めるため、コントロールしやすく多投が可能です。打者のインコースに食い込ませるとバットを詰まらせてゴロやポップフライを打たせ、アウトコースに逃がすと空振りを誘えます。特にインコースのカットファストボールは打者がストレートのタイミングで振ると芯を外され、力のない打球になります。
豆知識
カットファストボールの最高の使い手として知られるのがマリアノ・リベラです。たった1球種(カッター)だけでメジャーリーグ通算652セーブを記録し、殿堂入りを果たしました。日本では川上憲伸投手のカットボールが有名で、2006年のWBCではこの球で活躍しました。
関連用語
クイズ
カットファストボールの変化量は一般的にどれくらい?