OPS
オーピーエス
出塁率と長打率を足した打者の総合指標
📐 計算式
OBP + SLG
目安:.800以上が優秀
解説
意味
OPSとは「On-base Plus Slugging」の略で、出塁率(OBP)と長打率(SLG)を単純に足し合わせた指標です。打者が「どれだけ塁に出て」「どれだけ遠くまで打てるか」を一つの数字で表すことができ、得点との相関が打率よりもはるかに高いことが証明されています。
計算式・条件
OPS = 出塁率(OBP)+ 長打率(SLG)。出塁率は(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)、長打率は塁打数÷打数で求めます。つまりOPSは二つの割合を足しているため、厳密には数学的に正しい合算とは言えませんが、実用上は非常に有用です。出塁率の方が得点への寄与が大きいとされ、wOBAのように重み付けをした改良版の指標も存在します。
使い方のポイント
OPSは.700台で平均的、.800以上なら優秀、.900以上はオールスター級、1.000を超えるとMVP級と言われます。打率よりも得点との相関が高いことが知られており、選手の実力を見る際にまず確認すべき指標の一つです。MLB公式サイトでも広く使われており、現代野球の打者評価では打率と並ぶ基本指標です。
豆知識
OPSの概念を広めたのはビル・ジェイムズで、1980年代のセイバーメトリクス革命の中で注目されました。日本プロ野球のシーズンOPS歴代1位は王貞治の1.293(1974年)で、メジャーリーグではバリー・ボンズの1.422(2004年)が歴代最高です。
関連用語
クイズ
OPSは何と何を足した指標?