防御率
ボウギョリツ
投手の9イニングあたりの自責点を示す基本指標
別名 ERA/防御率
📐 計算式
(自責点 × 9) / 投球回数
目安:3.00以下が優秀
解説
意味
防御率(ERA: Earned Run Average)とは、投手が9イニング投げた場合に平均何点の自責点を許すかを示す指標です。投手の実力を測る最も基本的な指標であり、防御率が低いほど優れた投手とされます。自責点のみを対象とするため、味方の失策による失点は含まれません。
計算式・条件
防御率 = (自責点 × 9) / 投球回数。例えば100イニングで30自責点の投手の防御率は2.70です。規定投球回(チーム試合数×1.0、143試合制なら143イニング)に到達した投手のみが防御率ランキングの対象となります。投球回数の端数はアウト数で表され、5回1/3は5.33イニングとして計算します。
使い方のポイント
防御率は2点台なら優秀、3点台前半は良好、4点台は平均的、5点台以上は不調とされます。ただし防御率は被本塁打や守備力の影響を受けるため、投手の「真の実力」を測る指標としては限界があります。FIPやxERAなどの補正指標と合わせて見ることで、より正確な投手評価が可能です。球場の影響(打者有利・投手有利)も考慮する必要があります。
豆知識
日本プロ野球のシーズン最優秀防御率は稲尾和久の0.73(1956年)です。近年では2020年の大野雄大が1.82で最優秀防御率を獲得しました。メジャーリーグの近代記録ではペドロ・マルティネスの1.74(2000年)が突出しています。
関連用語
クイズ
防御率の英語略称は?